2010年5月4日火曜日

ゾノスケール

さて、Jazaやボサノバ、好きな人にとってはすばらしいですが、イマイチピンと来ない場合、万一彼がボサノバのライブイベントにデートを誘って来たとします。チューニングで音を出しているときに「素敵なアドリブね」なんて言ってしまわないように、ここで、「ゾノスケール」を紹介します。 

ゾノスケールとは、音楽のノリを耳で聞くのではなく、パートナーの体の動きで、聞きます。スケールは0から6まであり、0がつまらない状態。6が最高にノッってる状態です。これをどう使うかというとゾノスケール0-2の時は、話しかけても大丈夫。ゾノスケール3-6の時は、ほおっておいてあげる、または、一緒に体を動かすとか演奏が終わった後に、「いいわね!」と言うことができます。トイレに行くのは、ゾノスケール3以下の時とか最初に決めておくといいですね。

もちろん人によって反応に差がありますが、まずはゾノスケール0−6が聞き分けられるようになるのが第一歩と我々は考えます。

ゾノスケール0:エレベーターでかかっている音楽のレベル
この時は、あなたのパートナーは手は組んだまま、リズムを取っていたとしても、あごが微弱に動いているだけです。



ゾノスケール1:スタンバイ期
首の動きが多少大きくなっていますが、まだ「聞いている」レベルには入っていません。
このとき彼は一見不機嫌な顔をしていますが、あなたに対して向けられているものではないことをあらかじめ知っておくと本来のあなたでふるまえます。
未だ話しかけても大丈夫。



ゾノスケール2:移行期
首が単調な縦の動きから、縦横の動きに変わります。
未だ話しかけても大丈夫ですが、面白い話に限ります。



ゾノスケール3:感情移入期
自分でエアギター/エアピアノ等を弾き始めます。
彼が楽器を弾けない人でも、それを指摘してはいけません。



ゾノスケール4:目閉期
エアギターに、体が全体的に動きだしますが、なんといてもゾノスケール4の特徴は、目を細めたり、閉じたりすることです。このわかりやすい彼のサインに注意していれば、ゾノスケール4はわかりやすいのです。



ゾノスケール5:アクセント期
この期では、音楽と彼が一体となっています。ドラムのシンバルの音に注意しましょう。シンバルが「チャーン」と叩かれた瞬間に、彼のエア楽器が、「チャーン」と音を出すような動きをしているのがアクセント期の特徴です。アクセント期に彼に話しかけるのはいいアイディアではありません。




ゾノスケール6:内股期
このステージになると、もう彼は自分自身をどうしようもない状態からなんとかコントロールするために、手を内股に挟む等の自己抑制活動を始めます。もし彼ともっと親密になりたいのであれば、この曲が終わった後がチャンスです。



録画:2010年5月3日 リオデジャネイロにて

0 件のコメント:

コメントを投稿