2009年8月13日木曜日

コーチの品格

今日、娘と話をしていたら、ひょんなことからお菓子の談義に。

もう1年以上も前になりますが、会議室にマロングラッセが置いてあった会社があります。
ご存知かの方もいらっしゃるかと思いますが、すごい会議では4時間以上のミーティングでは、「お菓子」を用意することになっているので、秘書の方が用意してくれたお菓子の一つがマロングラッセだったわけです。参加者は僕を含めて7名。マロングラッセは8個入りの箱でした。日本、アメリカ、中国でいろんなセッションを経験してきましたが、マロングラッセは始めてです。ちなみに英語版の指示書ではsnacksと書かれているのを「なにかつまめるもの」と翻訳したら、お客さんの会議室に行ったら「焼き鳥」が用意されていたことがあり、その後、翻訳を別の文言に変えたという経緯があります。

さて、マロングラッセですが、参加者の皆さんが、ワークをしている間に、まずは僕がイニシアチブを取り、一個目を口に入れました。「んーー、ん、美味しい」(心の声)。さて、数分経つと、口が、それをもう一つ欲しがります。8個入りなので、この部屋の中の誰かは、2個食べれるわけです。ほぼ迷わず、2個目を口に。「さすが、美味しい」(心の声)。

もちろん会議のコーチングが僕の仕事ですから(あたりまえか!)、お菓子を食べにきた訳ではありません。しかし、2個食べると、「昨年の夏頃から夫にからもらって、『あぶり』を数回やりました」ではありませんが、もう一個欲しくなります。 で、「他の6人ともがマロングラッセが好きとはかぎらない。」ということで3個目を口に。 (僕はフィーリング(感情)で意思決定をするのが利き手なので、欲しいことが決まると、もっともらしい理屈(think)はいくらでも出てきます)

その後いくつ食べたか正確には覚えていませんが、半数は食べたような。

後日、その秘書の方から「禅太郎さん、マロングラッセお好きなんですか?」

透明性の高い会社だ!

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